Windowsで68000アセンブラを動かす方法


1.必要なファイルをダウンロード

以下のファイルをダウンロードしてください。(保存先はどこでもいいです)
cygwin-icon The Cygwin Project ここにある「setup.exe」というファイル(アイコンが目印)をダウンロードしてください。
noimage 68000 アセンブラ実験環境を無料でパソコン上に作る このページの上の方にあるファイルの準備の中の「68000 アセンブラ実験専用ファイル(m68k-5.0.tgz)」 をダウンロードしてください。
zip acques-Olivier KLEIN - Informatique Industrielle ここの上から2番目にある「gcc-m68k-win32-r6.tar.bz2」をダウンロードしてください。
noimage BSVC - Download ここの上から2番目の「BSVC Version 2.1 for Windows distribution」と、 3番目の「Tcl 8.0 for Windows」を、ダウンロードしてください。


2.Cygwinのインストール

別ページに分けます。

3.実験用ファイルのコピー

先ほどダウンロードした「m68k.tgz」を、解凍します。
(解凍できないという人はこちら。 このソフトのアイコンにDrag&Dropすれば解凍できます。)
解凍してできたフォルダから、「bin」フォルダを選んでコピーしておきます。
次に、Cygwinをインストールしたフォルダを出して、そこから

usr→local

と移動し、貼り付けます。ここには元々「bin」フォルダがあるので、 「上書きしますか?」と聞かれると思います。「はい」と答えておきましょう。

続いて、解凍してできたフォルダから今度は「lib」フォルダを選んでコピーしておきます。
そして先ほどのウィンドウに貼り付けます。
同じように聞かれると思いますので「はい」と答えておきましょう。

4.m68k用gccのファイルのコピー

次は「gcc-m68k-win32-r6.tar.bz2」を解凍します。
解凍してできたフォルダから、「bin」フォルダに移動して、

・m68k-coff-as.exe
・m68k-coff-ld.exe

の2つのファイルをコピーします。そして、「m68k-as」ファイルのあるフォルダ(usr→local→bin) に移動して貼り付けます。その後、

m68k-coff-as.exe→m68k-coff-as
m68k-coff-ld.exe→m68k-coff-ld

と、ファイル名を変更しておきます。

変更する必要はありません。


以上で、m68k-asコマンドを使用することができます。
あとは、
cd <アセンブラファイルのあるフォルダ>
m68k-as <アセンブラファイル>
で、absファイルを生成することができます。
どうも実行後文字化けするようですが、問題はないでしょう(多分)
但し、このやり方ではm68k-emuコマンドは実行できませんので、
Windows用のBSVC(m68kのエミュレータ)をインストールする必要があります。


BSVCのインストール

次にBSVCのインストールですが、こちらはインストーラーがあるので、
それほど苦労はしないでしょう。

tcl803.exe

bsvc-2.1-win32.exe

BSVC-Setup/setup.exe

の順で実行していってください。

BSVCの使用法

FreeBSD版と使い方は同じです。
ですが、使う前にOpen Setupをクリックして、
usr→local→lib→soft-jikken
にある「bsvc-default.setup」を開いておいてください。


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